有限会社 カヌマ不動産 TOPIX その6

国交省「良質な中古住宅」の認定制度を導入 

読売新聞5月3日配信の記事によると、
国土交通省が良質な中古住宅を認定する
制度を今年夏にも導入するとの事です。


       
 ● 耐震性や住宅診断の実施など一定の基準を満たせば、国のお墨付きを示す  
  認定マークを中古住宅の仲介業者に交付する。  
  中古住宅を活性化させるの狙い。  
 ● 認定を受けるには、大規模地震(震度6強から7程度)に耐えるため、   
  1981年(昭和56年)に導入された「新耐震基準」を満たしていることや、雨漏りなど  
  構造上の不具合がないことが要件となる。  
   

つまり、「良質な中古住宅」の認定を受けるために、
まず住宅診断(ホームインスペクション)の費用(たぶん10〜20万程度)が
必要になるわけです。
その上、不具合があれば補修費用が当然かかってきます。
中古住宅もその市場価値が、それほど高くないエリアでは、売却のために
それだけの費用を事前にかけられるかどうかが根本的な問題だと思われます。

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